実践してみる


佐藤可士和の超整理術」を読んでなるほどと思う事が多い。もともと子供の頃から整理整頓が苦手だったのだが、コンピュータに関しては、ソースコードの書式であったり、変数やファイル名の命名規則であったり、フォルダ管理だったり、それなりには自分で工夫してある程度は出来ていたように思う。しかし、やはり実際の机の上はモノが積み上げられ気味だし、仕事で使う資料等が行方不明になることもたまに起こったりもしている。バーチャルとリアル、何が違うのかとおぼろげには考えていたが、言われてみれば簡単な事だった。彼のオフィスのコンセプトが一気に理解できて、非常にすっきりとした気分である。というわけで、出来る事からやってみようと思う。まずは自分でもある程度やっていたが、さらにもう一歩押し進めてMacBook Airの内部を整理してみた。Dockからアクセスしないものは全部削除し、一時ファイルをデスクトップに置かずに「未分類」フォルダを専用に用意した(Windowsの時には自分でも作っていたのだが、Macだとそこまで差し迫る理由がなかったので、これまで作ったことはなかった)。開発プロジェクトの開発コードも見直したい衝動に駆られたが、これは会社全体に影響するのでもうちょっと先送りにすることにした。まずはバーチャルから始めて、今後徐々にリアル空間の整理に手を広げていきたい。