絶体絶命!! オリオンの願い星、地獄星

気がつけば一月も半ばに差しかかり、今月中の作業にそろそろ焦りの色が見え始めてきた。今年は珍しく正月三箇日をバッチリ休んだツケが回ってきたか？　…ていうか、作業が立て込んでるのはいつもの事か。

【グランプリ日誌 - その5】

つづくフランス GP は苦手なマニクールだったがどうにか完走。RedBull からのオファーには最後まで悩んだが、最終戦までにさらに良い条件のオファーが来ることを信じて断った。
つづくドイツ GP。金曜日のプラクティスでセッティングを煮詰めていくが、どうにもタイムが縮まらない。どうもブレーキアシストを有効にしていると長いストレートの後に続くヘアピンへのアプローチが安全すぎ、また最終セクションの加速が思うように得られない。そこで思い切ってアシストを切ってアタックすることにしてみた。何度かブレーキが遅れコーナーを飛び出しそうになる不安定な走りになったが、それ以上に思ったような加速を得られる効果が大きく、タイムは二秒ほども一気に縮まった。予選ではその勢いを維持し、初の第一セッション通過を成し遂げ、決勝も一時は六位にまで順位を上げた。最終的にはピット作業と終盤の些細なミスでポイント圏外に後退したが、納得の結果が出せた。この調子を維持すればさらに上位チームからのオファーもあり得るだろう。